溢れかえり、襲ってくる。

言葉が怒涛の勢いで襲ってくる。 聞き慣れていたものが全く違う音のように感じる。 声を掛けられ、一瞬何を言われたか判断がつかなくなる。 酸っぱくて無味な、ほうれん草と麦のサラダ。 ざらざらでボロボロで、鼻を締め付けるようなチーズ。 香りも味もない…

プロローグ

なんだか懐かしいような風景。 この感じが若いなあ、なんて。ついてけないけど。

新しい世界は、珍しく怖がり。

世界観の違う世界へ。 いつものようにワクワクするよりも、不安が強い。 それもまた、旅だなと思いながら。メガネを忘れたのが心残り。

時々くもり、雨宿り。

いろんな人のいろんな動き。 考えること、動くこと。 捉えかた、考えかた、受け取りかた。沢山のこと。 投げ掛けかた。 不安、恐怖、不明。 わからんのです。 近いのかどうか、人の不用意な行動に妙に感じる時があり。 でもそんな時ほど、周囲に理解されがた…

夜霧、雨となる。

台風崩れの低気圧で滝のような雨。 ほんの一時のこと。 今は静まり返る夜のはなし。 笑顔に嬉しくなったのはいつ振りか。 嗚呼、こんな顔するんだあ。いい顔するなあ。 …なんて事を思う、恥知らず。半年近くそんな感覚が無かったことに驚き、それだけの状態…

変わり始めて、戻りだす。

あと1週間しかない車の車検の見積りから、予約。 今週中にやるべき処々事務処理。 来週に向けての最終準備。なんだか気付けばバタバタで、 ギューギューな5月になってました。ゴールデンウィークに何もない毎日。 そのなかであった幾つかのやり取り。 少しだ…

飽和状態

なんだかいっぱい。 ぼーっとして、おかしい。嗚呼、前はこんなとき沢山だったなあとか。 そもそもか。

癖は抜けないもの。

いくら離れていても、何かあったときに見え隠れする。それが悪くないなら、いいかな。 思い出して少し苦しくなったりするけど。 それもまた、自分。 生音と、風がそよぎ、木々がゆらゆらと奏でる。すぐに夏になる。 いつもと違う夏になる。10年近くやってる…

あるく。

過去を追い、道を歩き、川に出た。 都会の喧騒もあり、薄まる濃紺の空。 キラキラと輝くものは、一等星か、飛行機か。足下には色とりどりのつつじが咲き誇り、川端を連ねている。 空を覗けば、青青しい新緑の葉がゆらゆらと踊っている。 緑に囲まれた川辺の…

あれから

少しずつ溶けてく。 見えなくなってたんだなあって。

眠れないときのこと。

幾度となく眠れない夜が来る。 一昨日も、昨日も、そして今日も。いろんな事を断片的に思い出す。 本当に断片的なものしかなくて、なくて。やっぱりその時の感覚だけが妙にしっかりと蘇る。 今日も眠れないのかな。 また、夕方になってしまうのかな。

記憶を記録する。

言葉を残したい。 気持ちを残したい。 感じたものを残したい。感じたものは沢山で、残したいものも様々。 残したいときにやらなければ、消えてしまう。 でも、そのときにそうするとその場が消えてしまう。 良いとこ取りは出来なくて。 みんなは両手だけど自…

覚えて、ないなあ。

秋からのこと、覚えてない。 断片的に出てきても、全然記憶が繋がらない。感覚ばかり覚えていて、その時に何があってどうなったかなんて、全然覚えていない。 自分のやっていたことが、見えてこない。 夢にばかり出てくる。 それも、起きてしまえば忘れてる…

初めてのノーショー。

前を向いて。 天を仰ぐ。考えて。 止まって。 足下を見た。 いっぱい、あるんだな。

空を見に行こう。

空を見に行こう。 青空、星空、くもり空。いろんな街のいろんな空を見上げて。雲といっしょに流されながら、空を見に行こう。

みちあるき。

懐かしい風景。 どんな風になっているかなあなんて思いながら、ふと足を向け。古びた、少し陰気な団地は無くなり。 夕方には人とすれ違うのも苦労する商店街もお店は減り、お店の合間には民家が建ち。 木々を見上げれば、その足元に境界を仕切る工事フェンス…

後悔ってなんだろう。

おばんです。 久々の大人しい夜。 透き通るような寒さに心地好さを感じるのは、冬が好きだからでしょうか。 自分で生き難い歩き方をしている。 そのところどころで躓いて、引き返したり、また別の道に進んだり。 そんなものだから、時たま聞かれるのがそれで…

感覚と言葉との間で。

何かを伝えたくても、言葉にならない何かがある。 何かを表現したくても、形にならない感覚がある。感じたものがそのまま伝わることなんて無いのだけれど、伝わらないものが多過ぎて苦しく思う。 感じるものも、感じることも、また感じ方も人それぞれで、ひ…

気付けば、そこにいた。

色んなきっかけで今の場所にいる。 色んなきっかけで、そこに人がいる。不思議なもので。 いることが当たり前になると、見えなくなる。 いることが当然のようになると、忘れてしまう。自分の持っていたものが無くなっている。 その場所を消すことなんて出来…

さて。

日が変わって、すぐのところ。 何かが変わる訳もなく、変わる訳もなく。10年もして、考える事もさして変わる事もなく。

もう、わからない。

旅に出ると、色々なことを見て、聴いて、触れて、感じる。 今回はなんだったんだろうっていつも思うのだけれど。山深い、人も疎らな、鄙びた温泉。 トンネルを抜け、現れた川辺にはところどころ、さくらの木。 街に入る小さな石橋を渡ると現れる温泉街。 昔…

まだ見えぬ先。

口の中が酸っぱくて。 朝からずっとそう。わかんないけど、なんだか。

入り乱れ、足音だけが響き渡る改札口。

人々の表情は薄く、足音だけが響き渡る改札口。 1日の始まり、または終わりが入り乱れているように思えてならない。 何事もなく過ごすために、このときばかりを無言でやり通すようにも感じられる。 それは疲労であったり、諦めであったり、色々と抑えなけれ…

僕はこうして、旅に出た。

空は白みはじめ、小鳥が囀り出す。 西の空はまだ蒼いが、時期にその蒼さも薄まるだろう。夜明けが好きになったのは、ここ数年のこと。 空は昔から好きではあったが、昼が好きかというとそう言うわけでもない。 どちらかというと夜型で、夜灯りに照らされたひ…

抜け出して、でも。

何を求めて。 何を必要として、文を出すのか。 おばんです。 色々とわかりません。このタイミングで、何なのか。 意図がありそうで、ありそうで。 山に行こうと思います。 昔行ったところを巡って、何かが変わるとは思いませんが。 なんとなく、求めるところ…

ひとしきり、雨。

ほがらかに。 すこやかに。 いちいにちを、平和に過ごす。 おばんです。 今週に入ってからどうにも落ち着きがなく。行ったり来たりの日々。 実際に行ったり来たりすることも難しく。 ぼんやりとする日々。 求められる事がこわい。 でも、何も出来ないままの…

こんねんど。

また、旅に出ると思います。 なんにもわからないけれど、多分北に行くんじゃないかなと。結局、決まらず。 まだまだ、分からず。 そしてまた、始まるのです。

10年なんてすぐのこと。

冬景色。 雪化粧。 氷点下。あっという間の10年弱。 いろいろと思うこともあり。 同じような事になっている、自分がいます。 人間、簡単に変わるわけもなく。 積み重ねることも、壊すことも出来ますが。 取り戻すことは出来ません。やり直すこともまた、出来…

いま、していること。

少しずつ人と会えるようになりました。 人と顔を合わせて、表情が出るようになってきました。 少しのお散歩。 少しの写実。 少しの思考。生産的なことは何一つありません。 ただ、日常の変化や違和感を感じたら、少しだけ覚えておくように過ごしています。本…

歩いてこう。

歩いてこう。 誰にも見られないように。歩いてこう。 誰にも触れられないように。小路を歩きながら。 道草をしながら。時には躓いて。 時にはぶつかって。走ったり、止まったり、少し避けたり。 そんなときもあるけど。でも、歩いてこう。