人々の表情は薄く、足音だけが響き渡る改札口。 1日の始まり、または終わりが入り乱れているように思えてならない。 何事もなく過ごすために、このときばかりを無言でやり通すようにも感じられる。 それは疲労であったり、諦めであったり、色々と抑えなけれ…
空は白みはじめ、小鳥が囀り出す。 西の空はまだ蒼いが、時期にその蒼さも薄まるだろう。夜明けが好きになったのは、ここ数年のこと。 空は昔から好きではあったが、昼が好きかというとそう言うわけでもない。 どちらかというと夜型で、夜灯りに照らされたひ…
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