夜霧、雨となる。

台風崩れの低気圧で滝のような雨。
ほんの一時のこと。
今は静まり返る夜のはなし。


笑顔に嬉しくなったのはいつ振りか。
嗚呼、こんな顔するんだあ。いい顔するなあ。
…なんて事を思う、恥知らず。

半年近くそんな感覚が無かったことに驚き、それだけの状態だったことにまた驚く。
そりゃあ仕事になるわけないわな。


身の回りを見ながら、思うことは止まず。
もう見ることはないんだ、そう思い。

自分の立っていた世界。
自分の作っていた空間。
あっという間に時は経ち、頃合いになったんだなあと。

いきなりの始まりから、終わりまで。
駆け抜けた何年もの間には何があって何があったのか。
書ききれない位の沢山の出来事で埋められてて、いっぱいいっぱいを過ごしてきた。

また同じ区切りでスタートする。
そこで頑張れば、また次になる。

もう邪魔にはならないので、お好きなようにどうぞ。