旅をして
久々に旅をして。
近場で泊まる、久々の旅。
眠るときに大事なことは声がしないこと。
そんな当たり前のようなことに気付く、一人旅。
ご飯食べて、落ち着いて。
街を歩いて、落ち着いて。
心地好く疲れて、ベットに横になる。
コレだけのことなのに、とても幸せ。
こんな事を毎月のようにして続けていた生活は滅茶苦茶の様にも見えるけれど、こうしていたからこそ生活できていたんだろうなと思わざるを得ない。
日常の色んなものを落ち着いて見る為に続けていたんだなって。
人と急に近付くと、その分別れも早くなる。
無理に自分の生活に入ってきて、自分の生活が修正できなくなる。
なんだかそんな色々が合わさった結果だったのかなと。
まあ、そういうタイミングだったんだなあと思う。
ふと立ち寄った本屋で見つけた本をベットで読みながら、色々思い耽る夜。
思えばこんな旅のスタイルだったなあなんて。
友人にもあって、でも来たのは他の人には内緒だよなんつって。
きっと後で誰かしら行くだろうからね。
焦ってる自分に気付いて、落ち着いて。
しなきゃしなきゃって、これじゃまたおんなじだよなあって。
まだまだ見えてなくて手探りだから、手探りなりにやってけばいっかって。
それでいいんだなって。
すんごい生活だった。
でも歯車なんて、何かがきっかけで噛み合わなくなるもんだし。
メンテせずに回してたら、やっぱりどこかで歪みが出るもんで。
そういうタイミングだった。本当にそれに尽きる。
自分はご飯と睡眠、旅が大事。
ご飯はちゃんと食べたいし、休みには知らないところに行ってみたい。
眠るときはゆっくり音がしないところで、眠りたい。
それをないがしろにする生活は、自分の為じゃない。
まだしたいことがある。
その気持ちがやっぱりあるんだろうな。
やっぱり、旅がしたいんだな。