したいこと。

いったい、なにがしたいんだろう。


ふと思い出したとき、独りの自分がいる。
たったヒトリ、別にヒトリが辛いワケじゃない、それが周りに劣ると感じてしまうから辛いと感じるだけ。


…冷静な時はそう思う。
別に意味もなくバカ騒ぎなんてしなくて良いと自分は思うし、必要ないと思う。
そんな俺だから、周りにはノリが悪いと思われるし、実際そうなんだろう。


ただ、集団の中に入れば入るで心地良さ、周りの流れに任せれば良いだけで楽な面もある。
だけれど、そんな中で自らは徐々に存在意義を見失なっていく。
…何も考えなくなって、心が空っぽの自分に気付くんだ。


ふと気付いた時には、自らの孤立感が漂っていた。
抑えられた感情と向き合ったとき、何故自分がここまでしてまで集団と関わっているのか解らなかった。


また戻れば、孤立をする、自らそれを選ぶ…それは見えていること。
別にそれで良いんだ。大多数に嫌われようと、それで。
…なんて、昔を思い出しながら思う。
昔はそうだった。嫌われ者だった。
でも、少なからずそう思ってない人も居たりで、どうにか生きてきた。


意味を感じない。
大学で自分を抑えてまで学ぶ意味を感じない。最近思うこと。
まだ最初だからかもしれないけれど、半分以上は知っていることばかりだし。
…興味が湧かない。高校時代とは雲泥の差かもしれない。
高校時代も俺は専門教育を受けていた。
あの頃とは違う、今。


なにをしたいんだろう。
今の自分は何をどうしたいんだろう。
…全く解らない。


仕事は楽しい。
毎日色々と考えて、直す部分を見つけたりして、至らない点ばかりだけれど、仕事中に仕事が嫌だと感じた事は未だない。
意味もなく、興味のない勉強をしているよりかは全然意義のある時間を過ごしていると感じる。
ただ、それに関連する人付き合いが面倒臭い。てか、嫌だ。
…こんな事を考えると、元来から独りでいることが身に染み付いているんじゃないかと思う。


独りが好きなんだ。自分。
なんだかんだで誰かとずっと一緒にいるよりも、独りでいる時間が大切で。
惑わされて、周りに流されて、無理して。
ただ独りで居ればいいんだ。
好かれる為に何かする必要なんてない。ただ、自分であるだけ。それで良いんだ。


独りになる。
それが何かのきっかけなのかもしれない。