2006-03-19 紙屑 詩 机上の大量のわら半紙 その片隅にいたアイツ オレンジに輝く、夏の日差しの残る日 重くて暑くて苦しくて 涼しい風を求めた俺 ぽつりとアイツがうなずいた 頭ひとつ違うアイツ いつもただ俯いてた あの日 運命のいたずら 堅い 堅いまま ただ答えてく 周りをよそにして あの日気付いた 笑顔のとき 見たかったって 今はもう 紙屑だけ 残った