今見えているもの。

ただ過去を振り返って懐かしんだり、目先のものばかりを追い掛けてる間は、人として成長しない。


あの時から今まで、結局自分は過去を見ては懐かしんだり、安心したりしていた。
今に続かない関係があったという事だけにすがって生きて来た気がする。


前を見れなかった自分。
それは何よりも今を表しているのだろう。
…そう、思う。


高校に入って以来、幾度となくあったこと。
前が見えなくなった。過去を蘇らせるしか出来なかった。
…分かっているつもりでしかない…自分。


いくら会話や見た目で誤魔化せても、最後には気付かれる。
中の、弱くて、脆い、本当の部分が。
…見える。


頑張ることを忘れた時。
自分の好きなものが分からなくなったとき。
…他にも、いろいろ。


もうそろそろ、前を向かせてあげよう。
下ばかり、後ろばかり見てるから。
また寄り道しつつ、少しずつ前に進もう。