なにがどう同じなのか。

 例えではない。

 裏で言われていること。

 他人である人に例えられる。

 それは…なにがどういう意味で同じなのか。

 逆にいえば、同じところなんて限られているところしかない。

 だから…それが…なんだっていうのさ。

 そんな…誰に似ていようと…俺はどうでもいいけど、例えられた人はどうなるのさ。

 それが人に与える意味を。

 俺は…すべてを話してしまって、追い込んでもいい。

 気付けないのなら…すべてを奪い取ってしまってもいい。

 半端な生活なんて…意味ないから。

 居場所をなくすことも…出来る。

 ただ…頼りになる大人が学校内にはあまりいないけど。

 言葉に意味を持たない人の言葉など…聞こえないが…信頼できる人から聞いたことは…素直に耳に入るから。

 キチンとした関係を理解できる人は…大人にいないから。

 常に片方から聞いただけ…強いほうから聞いただけ…。

 いかに弱いものに信頼されてないか…。

 わかっていないだろう。

 そんな状況が…この場をおかしくしている…と思うのは俺だけであろうか……。

 強くないことが…悪いのか……。

 そんなこと…ない。

 弱いなんて…言われる筋合いなんて…ない。

 だって…生きてるから。

 …不得意なところはあるさ。

 でも……だからといって……否定される筋合いは…ない。

 それがどんなことであろうと。

 ただ…自分が上から見る立場でいたいから…人を見下したいから。

 そして…他人を踏みつける。

 …自分自身でそうされていると思っても、知らないところで自分もそうしているんだよね。

 だから…全てにおいて…正しいことなんて…ない。

 相手を傷つけて…自分自身を切って…。

 惨めだな…人間って。

 そして…大人たちは……強くない子供をまで……踏みつける。

 なに…これは……。

 正直、なくなるとは思わないよ…この現実が。

 でも…悲惨すぎる。

 自分自身に問い掛けても…間違ってるって言ってる。

 …それが…伝わらないから。

 居場所なんて…いくらでもあるさ。

 …ただ…それが強いか…それとも強くないか。

 …分けられているのは…それだけ。

 それで…判断してしまう。

 だから…必ずといっていいほど…見下したり…見下されたり。

 そんな世界に…ただ呆然とする。

 変わることも…変えることも…出来ぬのだろう。

 いわゆる…いじめなんていうものも…なくなることはないのだろう。

 大人の言う「キレイ事」

 言うだけで…守ってなどくれない。

 自分自身で…守る。

 集団になる。

 その中で…またそんな集団に属さない人が…攻撃される。

 結局は……争い。

 すり抜けることが出来れば…その点器用かもしれない。

 けれど…その辛さを知らない…間をすり抜けたような人になど、教わるものは何もない。

 …受けたもの……そして、受けているものに教えさせられる。

 うまく切り抜けれれば、これほど楽なものはない。

 しかし…それほど器用ではないし………そんな最低な人間になどなりたくない。

 箱の中に…1人だけ…放り込まれて……そして……踏まれて…。

 そんなために生きてない。

 現状など知らない大人に…仲裁を頼むやつなど……。

 俺は思う。

 大人なんて…頼るものではない……。