ホテル→明洞のメガネ屋。


ホテルを出て気づく、空気の違い。
若干ほこりっぽいような、そんな空気。
そしてどこか、酸っぱさを感じる。

…なんとなく気のせいだと思いつつ。


途中にあるスーパーや市場、路上販売(靴下と毛糸の帽子)を見ながら、8分くらいで駅へ。
駅の出入口番号を覚え、駅の券売機。
こちらの券売機は先に金額ボタンを押してからお金を投入する方式*1なので、ボタンを押してからお金を投入。これは事前の学習済みw
この駅から「明洞(ミョンドン)」まで、1000Wの切符を買う。


…無事購入完了。


ただここからが問題だった。
改札機の切符投入口を探すが、見つからない。
改札機の形は日本のそれとほぼ同じなのだけれど、Suica/Pasmo専用機のように投入口が見当たらず。
少ししてようやく、端にある改札機だけが切符対応であることがわかり、無事改札内へ。

…これはわかりづらい。日本に来た外国人もこんな感じなのかなあ、と。


ホームに下りると音楽が流れていた。
が、どうも様子がおかしい。しばらく聞いているとラジオ番組のようだった。
ホームで自動アナウンスが流れてもそのまま流れ続けているので、駅で勝手に流しているようで。
ホームには飲み物の自動販売機とお菓子の自動販売機が設置。
値段は定価のようで、まあ日本でもそう変わらない値段で。


電車が到着。
韓国は右側通行なので、地下鉄も右側通行。
少し感覚がおかしくなる。


ドアが開き、車内に入ると何かの臭いが。



…やっぱりこれ、キムチ。。。


うっすら、ほんのり、キムチのかをり。。。
…やはり気のせいではない、と数分後に再確認。


それから乗換駅までの間、キムチのにおいをかみ締めつつ韓国を実感。
こんな実感の仕方は嫌だw


1号線への乗換駅、「東廟前」に到着。
しかしながら英語の自動アナウンスでは「Next Station is Dongmyo(トンミョ).」としか言わず。車内LEDも「Dongmyo」の表示だし。
まあ実際問題はないものの、なら駅名も「東廟」で良いじゃんかなんて。
そんなことを思いつつ電車を降り、長い階段を上りの乗り換え。

その途中、どこかのおじさんに韓国語で話しかけられる。
…とりあえず知らんがな。わからんし。

その時ケータイ使ってたけど、別に向こうじゃトンネルの中もケータイ電波入るし、普通に電話してるし。
いまいちわからん。なんかでも道かなんか聞かれた感じだったような、違うような。


そんなこともありつつ、1号線まで到着。

しかし何か違和感。
少しするとその理由が判明。


…電車が左側通行。


日本に帰ってきてから調べたら、どうも1号線だけが左側通行だそうで。
事前の知識がなかったので、結構驚いた。
そしてメトロの南北線と同じような全ガラス張りのホームドア。
ホームドアの開閉部上方には列車の行き先と次の停車駅が表示される。

…意外とハイテク。ハングルだけの表示だけど、たしか。


電車が来て、乗り込む。
行先は「仁川(インチョン)」らしい。駅の自動放送でそう言っていた。
少し混んでいる。まあ時間は9時過ぎだし、無理も無い。
あいかわらず、におう。どこもかしこもキムチのにおい。


電車のモーター音が聞こえてくる。
日本のとさして変わらない音。VVVFらしいなあと、ヲタになってみる。


そんなことを思っているとすぐに乗換駅、「東大門(トンデムン)」に到着。
1駅なんてすぐです。うん。

ホームに降り、4号線への案内表示通り通路を進む。
徐々に形が出来始め、「降りる→案内表示を確認→歩く→乗換先のホームで路線図と行先方向案内板の確認→乗車」という感じになってくる。
日本なら殆ど感覚で動いているものだから、これが意外と疲れる。


…そんな朝9:30。


無事4号線のホームにたどり着き、さっきのような流れで確認。
ここも1号線と同じようなホームドア。しかし右側通行。あやうく間違いそうになる。
どうにか間違いなく電車に乗り込み、「明洞(ミョンドン)」に到着。


駅を降り、とりあえず地上へ。
すると反対側にファミマが見えたので、とりあえず飲み物を買いに行ってみる。
また地下におり、反対側へ。


韓国のファミマ。
入るとすぐに「アニョハセヨ〜」と。
まあ日本よりも適当な言い方ではあったものの。
店内は日本よりも狭く、駅ホームにあるコンビニより若干広いくらい。
いろいろと飲み物が置いてあったものの、なんとなく無難にボルヴィック

お代は1500W也。韓国の水は800Wだったことを考えると、かなりお高め。
ついでに「T money Card」という、韓国版Suicaを買おうとレジで言う*2も、出てこず。
仕方なく水のお金を払い、店を出る。そういえば水はレジ袋に入れてくれなかった。シールもなし。レシートはくれた。


再び地下へ入り、向こうに抜ける…前に、駅の窓口で「T money Card」を買ってしまう。
なぜか自販機では売っていないのが謎。売ればいいのに。
チャージ機は普通にあるにもかかわらず。

窓口。
着くなり、「T money Card チュs」と言いかけたところで窓口の女性はすでにカードを手に取っていた。まあ外人の発音*3なら当たり前か。
カードは2500Wという事前情報を元に10000Wを出す。
すると事前情報通り、カード代2500Wと7000Wのチャージがされ、カードと共におつりの500Wが戻ってきた。
会話も無く、終わり。まあ話しかけられても困るけども。


用も済み、目的のメガネ屋さんへ向かう。
特別地図も用意せず、ガイドも手元に無く。
あるのは昨日の夜に叩き込んだ記憶だけ。なんと危なげな。
駅の周辺図を見て、多分このあたりだろうと目星をつける。


しばらく歩いてそれっぽいところを右折。
周りに両替屋が数件、さらに別のメガネ屋も数件。
共に怪しげながらもどこかで見たことがあると思い、日本に帰ってきてから調べたところ、やはりネットで見ていたことが判明。
メガネ屋には日本人がそれなりに入っている。まだ10時、早過ぎる。
…まあ自分もその中の一人ではあるが。


そしてさらに右折をし、しばらく歩くと件のメガネ店。
中に入るとそこには日本人が7名ほど、店員が全員接客中のためしばし店内にあるフレームを眺める。

…50000W、80000W、30000W。
目の前にあるフレームはそんな値段帯のものだった。


暫く見ていると接客中の店員さんが少しそこから離れ、やってきた。
「日本の方ですか?」
「ええ。」
「もう少しお時間掛かりますのでしばらく店内ごらんになっていてください。」と。
こんな感じで店員の方のほとんどが日本語ができるというだけあり、普通に問題なく会話。


それから15分ほど掛かり、ようやく順番に。
いくつかイメージを伝え、数本フレームを選んでもらう。

出てきたフレームが3本。値段も手ごろで掛け具合、イメージも問題なし。
さらに全てが形状記憶という、おまけつき。

レンズの値段も聞き、大体この位と出してもらいーの、クーポンでの値引き、さらに「お待たせしてしまったので頑張ります」と値引き。
結果的に相当安く*4、100000W以上の値引きをしていただき。
もともと3本くらいは買う予定できたので、むしろこちらが恐縮してしまうような感じで。


今日はレートが\1=15W*5になっているという情報を店員さんから聞きーので。
そんな感じでいろいろとお話しつつ、「14時ごろ受け取りに来られると丁度いいですよ」と控えの紙を渡され。
明洞のお店を出、次はHot Tracksへと向かうのでありました。

*1:しかし最近日本で主流のタッチパネル式ではない。昔からあるボタン式食券機のような感じ。

*2:とりあえず韓国語。かなり適当。

*3:さらに日本英語だし。

*4:とはいっても数字のからくりは日本以上、やはり元が一桁違うと感覚がおかしくなります。

*5:前日は\1=14Wなので、7%に近い変動。