眠たい31時間

昨日、寝坊をした。
その前日までは午前5時頃までには起きていたものの、なぜかその日だけは起きる事が出来ず。
高校時代のように30分で支度をして、家を出た。
しかしながら同じように支度をする気力はなく、本当に最低限のことだけを済ませ。
…まあそんなわけで、31時間体力のなさを確認せざるをえない強行軍がはじまったわけで。


壁には「テロ対策警戒中」の張り紙。
片や皆様、各所で絶好調酒盛り中。
どっかのじいさんが「うるせぇっ!!」と小さく怒鳴りつつ、ドアを閉めていた。
…そんな滑稽な様子。他の国の人が見たらどう思うのだろうか。英文字で職業が書かれているTシャツ着てるのに。


本を読む。
ご飯をはさみつつ、ときたま場所を替えながら、読み続けた。
少し飽きた。気付いたらもう8時間経っていた。
読みかけの1冊と始めから読んだ1冊を読み終え、さらにもう1冊を途中まで読んだ。


乗り続けた。
都合6回乗換え、計8時間。1度を除き、乗換え時間は10分未満
俗にいう、東京で通勤時間帯に電車に乗れない理由がわかった気がした。
デッキは混み、客室にはまだ余裕があり、人に触れずとも乗れるほど。
座席が空けど、隣に人が居れば座る事もなく、その程度の混雑で「電車混んでるなあ」と。
自らが悠長に乗り降りしながらも、こちらがさっと乗れば文句を遠くで吐かれ。
…5mは離れたデッキと客室。それでも聞こえる自分が恐い。そもそもドア横に乗るなら、一番先に乗る必要がなかろうに。


至らないところがあるのは自らも同じではあるものの、住むところが違えば感じるものは違うわけで。
…長いものに巻かれれば良いかと言えば、それは楽なのかもしれないけれども良いというわけではないなと。