第3種旅行業者も募集型企画旅行の自社企画・販売が可能に?!

まぁ自分の専門の分野でもあるので、少々取り上げてみる。

 ツアー企画、小規模旅行社も可能に…“地元の目”期待

 政府は14日、地域特有の文化や歴史などあまり知られていない観光資源の発掘を目指し、これまで大手や準大手の旅行会社などに限定されていたツアーの企画・販売を、小規模な旅行会社にも認める方針を固めた。

 年内にも構造改革特区として認め、将来的には全国展開を目指す。

 旅行業法は、資本金などから算出した財産的基準により、旅行会社を3分類し、取り扱える業務を細かく規定している。

 国内の旅行業者約1万社の内、海外と国内旅行のツアーを企画・販売できる大手、準大手は約800社、国内のツアーを企画できる中規模の旅行会社は約2700社。残る6割強の小規模旅行会社は大手旅行会社などが企画したツアーの代理販売や切符の手配などしか出来ない。小規模な旅行会社の多くは地方を拠点に事業を展開している。

 政府は小規模業者にツアー企画を認めることで、地方の視点で文化や歴史を織り込んだ個性的なツアーの企画が出来ると判断した。ただ、会社の規模が小さく、倒産などトラブル発生を懸念する声もある。対策として〈1〉ツアーを企画できる小規模業者を都道府県が選定する〈2〉代金を当日か事後払いにする〈3〉ツアーは旅行会社のある都道府県内などに限定する〈4〉日帰りツアーのみとする――などを条件として認めることを検討している。

(2006年3月14日14時35分 読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060314i306.htm

まぁこんな感じで、かなり限定的な内容にはなるものの、日帰りで密度の濃いオプショナルツアー形式のツアーはかなり増えそうな感じですね。これだと。
サービスの質の向上という面では、かなり期待出来るのではないかと思いますね。
弾力的な運用も可能な感じがするので、実現さえすれば今よりも魅力的なツアーが出来そうな気がします。