「顔を見るだけで頑張れる。」

 そんな風に思えてた日々があった。
 まだまだ、人の裏なんて知らなかった頃の話…。。。。

 あの頃はまだ純粋だったのかもしれない。
 何を考えるわけでもなく、ただ過ごしていた日々。

 毎日見る顔がある。
 そしてその笑顔。

 そんな他愛のないことが、自らを勇気付けてた。
 ホント、単純な話。

 でも、それがとある日…。。。
 気になって、気になって…仕方が無かった。
 …自分のせいだ…って思ったから。

 俺は、そんな【幸】を奪う人間。
 知らない間に人を傷つけてる人。

 知らない間に嫌われてる。
 …避けられてる。