言い様のない不安。

 俺の支えって…なんだろう。
 目指すところもなく…ただ彷徨い…歩いてる。

 本当に自分を支えられるのは自分しか居ないと思う。
 …けれど、その自分さえもう…。

 どんなに頑張っても…何も無いような気がして…。
 …何も見えなくて…暗闇の中のようで。
 自分の進む方向すら決められない。

 弱音なんて吐きたくなかった。
 こんなコトばかりしてたらまた…同じコト、繰り返してしまいそうだから。
 …そう思ってた。

 でも、自分は弱い人間だからそんなコトすら辛抱出来なかった。
 最低で…本当に最低なヤツで…。

 もう違うところの存在。
 …そんな風に扱われているのが嫌だ。
 どんなに変わったとしても…変わろうとしても、そんな影がツキマトウ。

 …消えていく自分。

 生きている価値なんて無いよ。
 …こんな顔じゃ人と会えない。

 また逆戻りだね。
 あの頃に戻ってしまったね。
 …何も変わっちゃいなかった。そういうコトだと思う。

 俺に自分を変えられる力なんてない。
 俺は…無力。

 コトバ…思い出しちゃったよ…。
 もうすぐ1年になるんだね…。

 …辛いとか思っちゃいけないよね…。
 誰もが越えなきゃいけない壁だよね…。

 ただ…俺にはどうやって進んでいけばいいか…分からないよ…。

 泣くことしか…出来ないよ…。