まだ子供…

 まだ子供。

 大人になんてなりきれているわけないけど、本当にまだ…

 相手からのささいな言葉ですぐに…なってしまう。

 どうしようもなく、1週間くらい過ごしてから少し治まったと思ったら、また思い出して…

 そんな今、俺はいらついていて「あること」に怒っている。

 今、自由でない俺の「右腕」

 本当に憎い。

 そんなことを考えると、Jはえらいと思う。

 俺には無理かもしれないよ、本当に。

 たった1ヶ月ですら耐えられないのだから…

 そんな「右腕」を俺は今…壊そうとしているのかもしれない。

 治まらない医者への怒りと、自由でない「右腕」

 俺は、どうしたらいいのか分からない。

 ただ、耐えるのは本当にツライ。

 たかが1ヶ月なのに。

 このまま、一生右腕を使えなくするのか、それとも医者を替えてじっくり直すか…

 本当に体育・柔道の単位がヤバイ。

 このままだと追試行きになってしまう。

 ただ、無理に出れば…俺は一生右腕を…使えなくなる。

 泣きたい…本当にずっとそばにいてくれる人がいたなら…

 こんな俺を…怒鳴りつけてくれる人がいたなら…

 俺は…泣きたい。

 俺なんて…こんな人間さ。

 見た目は、強がってヒドイことを言っている。

 それは本心がとても弱いから。

 そんな自分に自信がもてないから。

 そんな俺を分かっていた上で怒鳴ってくれる人。

 なにも分からずにものを言うわけではなく…

 なに言ってるんだろう…俺……。

 もちろん、無理しないで治療したほうがいいに決まってる。

 ただ、自分が強がってるのが分かっているのに、「そんな自分を止めてくれ」って人に頼んでる。

 ただ、強がってばかりで…

 本当に俺のこと分かってくれる人って誰?

 って…自分に決まってるのにさ。

 少しでも……わからない。

 やっぱり分からない。

 どうすればいいのか。

 ただ、弱い自分を見せられないから、こうやって裏の自分、つまり「作った自分」を世間では見せて、ネット上で「本来の自分」を見せている。

 そんなものさ。

 明日(実際には今日)は学校だっていうのに、こうやって日記なんか書いてる自分ってなんだか…本当に淋しいのかな?って。

 本気で考えてくれる人って…

 …逆に俺にはそんなふうに考えてあげる人がいたのかなって…

 いなかったんだろうな、俺には。

 いたら、俺の事も考えてくれると思うから。

 …今までの俺ってなんだったのかな…

 生きてきた意味…あるのかな…

 なにも残らない…俺の…今までって…

 なんだったのかな?

 なんとなく過ごしてきただけだったのかな?

 自分が情けない。

 すごく自分だけ…っていうものを見つけたくて、何かしてきたわけでもなく、これだけは譲れないっていうものがあったわけでもなく…

 本当に生きるって…なに?

 今までの俺の生活は…なに?

 なにも残っている気がしない。

 生きがいのない生き方って…意味あるの?

 自分なりの生き方って言っても、こんなのじゃ意味ないと思う。

 自分なんてもの、全くないんだから。

 半端なだけ。

 半端な生き方だけはしたくない。

 本当に充実した生活なんて…1つのものがあればできるはず。

 本気でやれるものがあるのなら…それさえあれば他のものは必要ないはず。

 そんなものが…ない。

 俺には…ない。

 だから…怒鳴ってくれる人がそばにいてほしい。

 そんな俺に生声で…

 なにもないから、一つもないから、まだ見つけてないから…それとも周りにありすぎるから…

 よく分からない。

 けれど、今まで生きてきた中で一つはその「なにか」に出会っているはず。

 それを忘れている。

 いつの時代か…俺のであった「なにか」

 ただ一つ、そのときには否定されてしまった「なにか」があるはず。

 ただ追い求める。

 どこかで見失ってしまった「なにか」

 それを追い求める「旅」

 ただ、そんな旅に出発してしまうのが怖い。

 そのとき否定してしまった…ものを見つける旅でもあるのだから。

 意志が貫けず、他人に否定されてしまったものがいくつあるのだろうか?

 数知れない。

 ただ、もう一度出会いたい。

 そうしたら、他人には気付けない素晴らしさがあるかもしれない。

 自分だけに分かる、面白さがあるかもしれない。

 ただ弱いから、否定されて否定されるのが嫌になって、そのものの良さを落としてきてしまったのかもしれない。

 そのとき、俺は気付けなかった多くのもの。

 「落し物」に気付けなかった俺。

 そんな「落し物」を来た道を戻りながら探す旅。

 そんな旅に出るのが怖いなんていっていたら、一生中途半端で、優柔不断。さらには…

 後押しされなくても、今度こそは1人で行く。

 そうでなければ大きな人間になれない。

 本当に日記に書きたいことは山ほどある。

 そんな全てを書くことは出来ない。

 もし書くことができるなら、一日中思っていることをON TIMEで記したい。

 無理なこと。

 俺と話したことのある人なら、この違いに驚くだろう。

 本来の自分なんてものは…本当にわからないものだと思うだろうから。

 本当にちがう。

 文章なんかでは人はわからないなんていう人がいるけど、俺は違うと思う。

 逆に文章のほうが自分らしさの出る人だっているはずだと思う。

 それは、生で喋っている自分が、本当の自分ではないと思っている人。

 ただ、本来の自分を言葉や表情として表すことが出来ない、または苦手だから。

 そんなのは甘えてるし、自分のためにならないと思う。

 少しずつはちゃんと言葉として、表情として表さないといけないと思う。

 でも、俺はそれはそれでその人次第だし、そんな自分を変えたいと思っていないならそれでいいと思う。

 でも、そもそもそんな自分を変えたくない人なんて、いるわけがないんだよね。

 いるとしても、いずれわかると思う。

 本気で自分が言葉でものを伝えられないのは、苦痛だし、とてもその気持ちはわかる。

 俺みたいに文章にすると、やたら長いだけで内容が飛んでしまう人もいる。

 それはそれでいいけど、俺は、「ようするに話題がなすぎるんだ、俺には。」

 と、思ったり。

 いろいろあるけど。(なんか書いてる自分ですらよくわからない)

 とにかく、決して人のあり方を決めつけるべきではないと思う。

 それが甘えに繋がるのかもしれないけど、それは個人それぞれが判断するべきで、いちいち世間で批判する必要は全くないと思う。

 俺は、文章として伝えるほうが相手に伝わりやすいが、日本独特の文法から勘違いされたりすることもあるし、それが必ず思ったとおりに伝わるわけではないということもあるし、使い分けが重要とは思う。

 日記打ち始めて、はや1時間がたちました。

 こんな長く日記打ったのは8月3日以来。

 なんか「右腕」が痛んできました。

 さすがにこんな時間に電話してきてくれる人なんて…いませんよね?

 ホント、このくらいの時間になると…誰かに居てほしくなります。

 ただ、こんな時間に起きているのが悪いって言う人もいますけど、今の高校生の一部はこんな時間じゃないと落ち着かないんですよ。

 朝から学校、帰ってきたらもう夜。家に居てもいろいろあって落ち着けるような環境じゃない。そして部屋に入れば眠たくなって、起きれば夜中。それから、ようやく落ち着ける、みたいな。

 特に、高齢の方にはわからないでしょうが、昔よりも明らかに生きにくい環境だと思います。

 気にすることは多い、ある程度メールで連絡とっておかないと話題が合わない。周りのこと考えながらでないと、学校いっても…

 落ち着く暇なんて…ほとんどない。

 なにかしらにイラついたり、キレたり…

 大人がしていることを子供に対してだけ、「ダメ」という大人。

 たとえば電車で携帯電話の電源切れとか。

 周りの大人がしていないことをできる子供がどれくらい居るんですか?

 いずれ、こんな矛盾だらけの国は…

 …ってすみません。決して1子供の意見ですので気にしないで下さい。

 言うのは簡単。実行するほうは大変。

 電車の優先席って何のためにあるんですか?

 元を正せば、子供に大人が注意をしないからでしょう?

 言われれば、1回言われただけで席を立つ子供もいるし、何度も言われれば立つ子供もいるのに、そういうことを言わない、又は無視する大人も悪いんじゃないですか?

 大人ですら、困っている老人がいたとしても、無視する人がいるのにそれに対して何も言わない大人。

 そんな大人が弱い立場である子供に一方的に言っている現状。

 それが許せない、という人もいる。

 それが、子供の住みにくい社会というものを作っている気がする。

 だから、こうやって夜中に日記を打ってるわけで…

 今日はずっと起きていよう。

 もう寝ても、寝坊するだけだ。

 明日休むと完全に単位を落とす。

 でも、「右腕」…

 やはり無理だ…俺には出来ない。

 本当に自分を壊すようなことは出来ない。

 友達にも迷惑をかけたくない。

 休んだら休んだで、気を使わすけれど、しょうがない。

 もういい。本気で自分が壊れたとしても、誰も気付いてくれない。

 本気で思ってくれない人が多いから…

 うちの親だって、こんな時間に息子がこんなことしてるなんて思ってもないだろうから…

 だれも分かってくれるはずない。

 自分を殺してまで、他人に合わせなければいけない。

 でなければ、やっていけない世界。

 もう…ツライだけ…