夕張のはなし

夕張の観光施設17施設が加森観光に運営委託されることになった。
少し前の話ではあるけれども、これについてちと考えてみた。素人考えなので、専門家から見れば駄目駄目だろうけれども。


施設の運営について、最終的に3社に絞り込まれ、結果として加森観光が選ばれた。
他の2社は施設を購入した上での運営、加森は指定管理者制度による運営委託という形。
固定資産税などを考えれば売却した方が市の財政は潤うかもしれないが、売却金額は二束三文であろうし、契約条項である程度縛ることは出来るかもしれないが、継続的な運営を行う事が出来なくなった場合のリスクが売却の場合、大きすぎる。
そして他の2社は本社が東京、そして京都。加森は北海道。
加森はルスツリゾート*1、熊牧場など道内でもそれなりの知名度があり、他の2社も北海道に進出はしているが、そこまで北海道観光に通じているとは言い難い。
結果的にバランスが最も優れているのが加森であったんではないかと。素人のどうしようもない表面的な話ですが。

*1:道外では知名度の低いと思われるルスツリゾートであるが、北海道では毎日のようにCMが放送されているため、非常に知名度が高い。