最低賃金のはなし

東京ではあまり馴染みのない最低賃金の話。
気になったので調べてみた。
http://www.roudoukyoku.go.jp/wnew/t-toukyo.htm
東京都で現時点(07/01/27)での最低賃金は時給ベースで719円。
つまり時給720円が下限となりそうだ。
が、しかし、実際には各種商品小売業に係わるものに従事する場合が多いと思われるので、時給770円が下限となるケースが圧倒的に多いだろう。


そして北海道の場合。
http://www.hokkaido-labor.go.jp/5kouchin/kouchin01.html
現時点(上と同じ)での最低賃金は時給ベースで644円。
また工業製品製造業は東京と同じく別に定められているが、各種商品小売業という項目、また類似項目はないため、殆どの場合で最低賃金は時給644円となるだろう。
また北海道らしい特殊な項目として、乳製品・糖類製造業があるのが特徴だろうか。


これを見ただけで北海道の時給の安さの原因がなんとなくわかる気がする。
コンビニやファーストフード店の時給の安さは、特に東京での最低賃金の扱いが影響しているかと。
時給ベースの最低賃金が120円も違ってたら…そりゃあ大幅に時給が変わってきますな。


というわけで、北海道のアルバイトは悲惨という事が最低賃金ベースで判明したお話でした。