違うものが書きたかった。。。
ただ支えが欲しかった。
淋しかった。
独りがただ、嫌だった。
人と話しても、笑っても、こうして独りになってしまえば、再び淋しさが襲う。
ココロの中にすっぽりと空いたトコロ。
埋めようとすればするほど、広がっていくスキマ。
ソイツを周囲は男らしくないという。
解らない。
何も解決しないから、何も進められない。
全く違う人間のようだ。
本ばかり読んでいた、あの頃。
本屋になんて行かなくなった今。
考える事は恐い事になり、昔以上に人を信じられなくなった。
目の前にある、見て聞いて解るものだけを理解して、他の事は考えない。
自然とそんな思考になってきている。
考える事は、自分が自滅することであるから。
本当に書きたいことはこんな事じゃない。
もっと温度のある、こと。
でもそれは、書けない。
書いてはいけない。
そう、自分が思っているのだろう。
だから書いていない。
そんな温度があるものを出す場所は無い。
ただ冷たいものばかり出て行く。
空いたトコロにはまた、入る。。。
受けるものはいつも冷たいもの。
明りが嫌い。
この想いを誰にぶつければいいのだろう。
ぶつけられる相手なんているのだろう。
今でも覚えている多くの文字列。
その一つ一つが、体の隅々にきつく縛り付けられている。
永久に消えることは無いだろう。
バランスは崩れていくだけ。
少しずつ、じわじわと。
あの時、見せかけの笑顔だということはわかっていた。
理解しているつもりだった。
それが嘘だと。
信じたかった。
信じられないからこそ、信じたかった。
偽りのココロがいる。
今もいる。
ソイツが生きてきた。
俺は生きてきていない。
俺は誰だかわからない。
俺は俺という名でしかない。
ただの操り人形なのかもしれない。
性格が一定ではない俺。
人によって異なるポジション。
一体、何人の人物がいるか分からないくらいに、人が変わる事がある。
だからいつまでも成長はしない。
一人間としては生きていけないから。
鉄筋がない鉄筋コンクリート。
そんな感じ。
根元が壊れてしまえば、全てが崩れる。
強度は無いし、安っぽい。
捨てたい。
こんな文章を捨てたい。
でもあえて載せるのは、自分の愚かさを解りたいから。