地元に居られない理由(わけ)

 どこに行ってもそうなんだが…人の目が恐い。
 見られている…っていうだけで、誰も居ないところへ行きたくなる。

 …それが地元だと知っている人が多いから、話し声が聞こえて…。。。
 もう…恐くて、恐くて…。

 今日は朝から孤独感じてた。
 独りが恐かった。所詮、大した事のない人間だから…自信も何も持てない人間だから。
 …独りになることが、苦しかった。

 独りで考えられても、誰かが居る場所では何も出来ない。
 …無力。

 周りからはいつも偏見…差別。
 そんなコトバが聞こえてきてしまったとき、俺は虚ろな目になっている。
 …見なくても分かる。本来、態度に出せない人間だから。

 いっくら気持ちがあっても、受けつけてはくれない。
 相手は、思い込みしかない。

 過去の俺が存在する街。
 それが地元。

 辛い事ばかりしかないこの街に、俺は存在するべきではない。…とでも言われているような気がした。
 …そんな、今日の一日。